作者:貴志祐介 日期:2017-01-14 10:43:01
見せかけの平和がいま崩れる。
人類が手にしたのは、神の力か、悪魔の力か。
空前絶後のエンターテインメント、ついに佳境!
八丁標の外に出てはいけない――悪鬼と業魔から町を守るために、大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。
新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。少女は、決死の冒険に身を投じる。
第29回日本SF大賞受賞
作者简介
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年、『十三番目の人格――ISOLA』が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作に選ばれる。1997年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞長編賞を受賞。その他の著書に、『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』などがある。『十三番目の人格――ISOLA』『黒い家』『青の炎』が映画化されるなど、つねに話題作を発表し続ける、エンターテインメント界の鬼才。