作者:巽孝之 日期:2017-01-14 10:45:46
安部公房、小松左京、筒井康隆、笠井潔、大原まり子…。現代のSFをつくりあげた論客による、各時代を代表するSF批評全21編を収録。SFの成果を豊穣な思想史として位置づける。
歴史的文献を集大成した、珠玉のSF批歴史的文献を集大成した、珠玉 のSF批評アンソロジー。 (井上雅彦<読売新聞>2000年7月24 日付より)
過去の日本SFや海外SFを読み返す行為へとわたしたちをただちに誘うと同時に、わたしたちが抱いているSF観の再点検を通 じて、これからのSFの可能性を夢想させてくれる。(若島正<學鐙>2000年11月号より)
『日本SF論争史』を、必ずしもSFファンではない一般 の読者にとっても興味深いものとしてお勧めできるのは、SFというジャンルだけではなく、二十世紀後半における日本文学の変質と、その背景にあ る社会の変化を浮かび上がらせるからである。(佐藤亜紀<図書新聞>2000年9月16日付より)
目录
序説 日本SFの思想
第1部 SF理論のハードコア
第2部 論争多発時代
第3部 ニューウェーヴ受容後
第4部 サイバーパンク以前以後
第5部 ジェンダー?ポリティクスの問題系
序説 日本SFの思想
第1部 SF理論のハードコア
第2部 論争多発時代
第3部 ニューウェーヴ受容後
第4部 サイバーパンク以前以後
第5部 ジェンダー?ポリティクスの問題系