作者:三枝暁子 日期:2017-02-20 00:00:33
中世後期,武家政権として初めて京都を拠点とした室町幕府の支配の実態から新たな中世像を描く。比叡山延暦寺を中心とする寺社勢力が行使した権力のあり方を祇園社?北野社の史料から解明し,それと連立することによって実現した室町幕府の支配構造を分析し,中世の国家体制の転換点に迫る。
作者简介
三枝暁子:立命館大学文学部准教授
目录
山門系寺社勢力をめぐる研究史と本書の課題
第1部 南北朝期の山門?祇園社と室町幕府
第2部 中世後期北野社の支配構造
第3部 本末関係と中世身分制
第4部 山門‐幕府の京都支配
町共同体の成立―総括と展望
山門系寺社勢力をめぐる研究史と本書の課題
第1部 南北朝期の山門?祇園社と室町幕府
第2部 中世後期北野社の支配構造
第3部 本末関係と中世身分制
第4部 山門‐幕府の京都支配
町共同体の成立―総括と展望